…先輩があたしを見て、声をあげてくれた! 海の家を出てから、これに感動ばかりしていた。 だって…すっごい嬉しいんだもん…! 沈みかけてる太陽を眺めながら 海の家の隣の 階段で待つ。 と、海の家のなかの話し声がだんだん大きくなってきて 足音も聞こえてきた。 …あ、出てきたかも。 閉店準備終わったのかな。