やっぱりかっこいい 夏輝先輩。 時が経つのも忘れて、 ずっと見ていた。 先輩を見ていると、過ぎる時間は一瞬。 もうそろそろ、お客さんがまばらになって来る 5時ごろになった。 「っし、じゃあそろそろ 店閉めるか」 金髪の男の人がそう言ったのを聞いて あたしは 急いで 海の家を飛び出した。 「っあ」 夏輝先輩があたしのその姿を見て 声を上げる。