海の家は 働いてる人が少なくって すごく大変そう。 夏輝先輩は、焼きそばを作った後 すぐにお客さんに 運んでった。 「ぁあ…」 かっこいい。 あたしは鳴るお腹を押さえながら 見ていた。 「こちら焼きそばになります」 …いい声// 「では、失礼します」 夏輝先輩は礼をすると、 厨房の方に戻らずに あたしの方をまっすぐに見て向かって来た。 って…え?!