「あっ!あの!」 「…マジで待ってたの」 「っはい!」 「はぁ…」 その人は呆れたため息をついて あたしの座ってた段の 一つ上に座った。 座ってくれた…! あたしは小さくガッツポーズをした。 「で?用は?」 髪の毛をぐしゃぐしゃと手で乱して あたしを見下げる。 目があった時の 破壊力。 心臓…痛いです。