「いやあ、棗、ありがとう。
困っとったんや、」
「本当?
あたしが じいちゃん専門の
宅配屋さん なるよ ♪」
「あははは、任せれるわそれなら」
おじいちゃんに お弁当を届けた。
お店で談笑しながらも、
目は 砂浜で あの人を 探しまくってる。
「ほんじゃ、ありがとな?」
「えへへ、また忘れたら あたしにお任せを〜」
「はいはい、ありがと(笑)」
それから あたしは 笑顔でそこを去って
海の家に向かう。
ソフトクリーム食べたいなあ…♪
なんて。
おばあちゃんにも おみやげ
持ってかーえろ!
あたしはそう思って
海の家に向かった。
