俺だけ見てろよ




驚いた顔で廣瀬くんを見ると



「あ、止まった」


そう言って笑っている。


「んじゃ、近くのショッピングセンターでも
行くか」


いきなり立ち上がって、ほら早くとわたしを
急かしてくる廣瀬くん。


「あ、うん」


廣瀬くん、なんでわたしにキスなんか…。




でも、そんな悩みを忘れてしまうほど
楽しくて。


廣瀬くんといるとなんだか素の自分で
いられる気がしたんだ。