「いってきまーす」 日曜日はあっという間にやってきて。 なんだか緊張している自分がわからない。 今日はシフォンの白いワンピースに カーディガンを羽織って、髪はボブの髪を 緩く巻いて少し化粧をしてきた。 「ちょっと早く着きすぎちゃったかな?」 時計を見ると9時30分。 あと30分もあるや。 私は周りをキョロキョロしながら 廣瀬くんのことを待つ。