「じゃ、日曜な」



そう言って帰っていく廣瀬くん。


その背中を熱くなった顔で見つめてから
家に入る。



その日はなぜかずっと廣瀬くんの顔が頭から離れなくて。


「もう…!なんでよ!!」


星野くんのことが好きなはずなのに…。


私はぽすっと枕に顔をうずめた。