「ふわあ〜
終わったー!」



廣瀬くんが教えてくれたかいあって、
スラスラと解けたから早く終わることが
できた。


1人でやってたら朝になっちゃったかも。



ていうか、疑問になったことが1つ。



「廣瀬くんって頭もよかったんだね」


そう。何でも完璧って聞いてたけど、まさか
ここまで完璧だとは思ってなかった。


「は?何だそれ」


「いやぁ、教えるのすんごく上手だったし! ありがとね。」


「ん。
早く帰るぞ」


そう言ってガタリと席を立つ。