俺だけ見てろよ




「キャーーーーー!!」


その瞬間耳をつんざく様な高い声で
叫びだす女の子たち。


「ちょ、なに?」


廣瀬くんに、つかまれていないほうの手で
片耳を塞ぎながら聞く。


「話したいことがあるんだ。ふたりで」


何か嫌な予感しかしない…。

「私は何もな…」

ない。と言おうとしたのに廣瀬くんの目が
言うこと聞けよ。と言っていたので
怖すぎて最後まで言えなかった。



美那に助けてオーラを出すものの
ファイトッと口パクで言われ心底楽しそうに
ウインク付きで手をふってきた。