俺だけ見てろよ




恐る恐る後ろを振り返るとそこには
いつもの王子様スマイルを浮かべている
廣瀬くんがいた。しかし、目は笑っていない。


怖い…!
怖すぎるよ廣瀬くん…!


廣瀬くんももちろん怖いけど廣瀬くんを
取り囲んでいる女の子たちの視線も
怖すぎる。



私、やっぱり完璧女の子の敵だ…。


「牧口さん、ちょっと来てくれるかな?」

最悪だ…と項垂れていると廣瀬くんが私の腕をいきなり掴んだ。