俺だけ見てろよ




「は?」


私は立ち上がって楓ちゃんを強く見て
言った。


「廣瀬くんを諦めるなんて無理です!
私はずっと好きでいる!!」


そんな私に楓ちゃんは目を見開いて


「勝手にすれば
李玖ちゃんはどうせあんたのこと
嫌いなんだし」


すこし動揺したようにそう言って
私に背を向けた。



ああ、楓ちゃんに喧嘩売っちゃったよ…。


でも、私は絶対に諦めたくない。


廣瀬くんを好きな気持ちを無くしたくない。