そして私は気合を入れて学校に向かって 歩き出した。 「おっはよ〜美那っ!」 「おはよ…ってあんた何その顔!」 珍獣でも見るかのような顔をして私を 見てくる美那。 「え〜そんなにすごい? あははは鏡見てこよ〜っと」 わざと明るく振る舞っていれば 私も少し楽だ。 そんな私を美那は心配そうに見ていた。 ごめんね美那…。