俺だけ見てろよ





教室を出て、少し歩いたところで
俺は壁を思いっきり殴る。



「くそ……っ
なんでだよ……」



『俺には関係ねぇし』



あんなこと思ってもないくせに。



星野になんかとられたくねぇ。


莉未が他の奴のもんになるとか考えたくもない



でも、俺はこうするしかないんだ。


莉未は、星野といたらきっと幸せに
なれる。



そう言い聞かせて歩き出そうとしたとき