次の日


「莉未っ♪
おはよ!」


今、声をかけてきたのは私の親友
仁坂美那(にさかみな)。


とっても美人でサバサバしてて頼りになる
自慢の親友。


「美那…おはよう」


「ちょっと、莉未あんた元気ないけど
どうしたの?」


心配そうに私の顔を覗き込む美那を見て
ちょっと涙腺が緩む。


美那には話しといたほうがいいよね。
そう思って昨日のことを話しだす。


「実はね…きのう……」