「莉未~!
李玖くん来たわよ~!!」



「はい!今行くー」



付き合ってから毎朝わたしを迎えに来てくれる廣瀬くん。



手を繋いで歩くのが最近やっと慣れてきたんだ。


「ふっ
莉未、なんかうきうきだな」


なんだか嬉しそうに笑う廣瀬くん。


「うへへ~
なんででしょうか」


廣瀬くんと帰れるからだよ、なんて
恥ずかしすぎて言えないけどね。