俺だけ見てろよ




ゲホッと言って倒れる男たち。



それでも廣瀬くんはその上に馬乗りになって殴り続ける。


これ以上はやめたほうがいい。と思った私は
廣瀬くんに抱きついて


「廣瀬くん、もう…いいよ」


と言って止める。


すると廣瀬くんの動きが止まった。


「でも、莉未おまえ……」


「ううん。いいの。廣瀬くんが来てくれたから
もう大丈夫だから止めて、…ね?」


力なく微笑むと廣瀬くんはわかった。
と言って女たちのほうへ向かって歩き出す。