俺だけ見てろよ




ドタドタとすごい勢いで階段を降りる。



そして玄関に向かうと


「おはよ、莉未」


やっぱり……


「ひ…ろせくん、なんで?」


玄関には朝から眩しいほどのキラキラ
スマイルを見せている廣瀬くんが立っていた。


「莉未、あんたこんなイケメンつかまえて
さすがわたしの子供だわっ♪」


テンションMAXなお母さんと亜依が
いつの間にか降りてきていて。


「いや、ちが……」


「莉未さんとお付き合いさせていただいております。廣瀬李玖と言います。」


わたしの言葉を遮ってペコリと頭を
さげる廣瀬くん。