「ご、ごめん廣瀬くん。 わたし、今日用事あって早く 帰らなくちゃいけないの!ごめんね!」 早口で嘘をついて走りだす。 「お、おい莉未!」 後ろから廣瀬くんの声が聞こえるけど ごめんね。今は無理だよ、だって絶対に 廣瀬くんに心配かけちゃう。 こうやって避けてるほうが心配かけちゃう かもだけど、今は一緒にいるのは 無理だよ…。 全速力で家に帰ってベッドに制服のまま 突っ伏す。 明日は普通に出来ますように。と願って。