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あの日から不思議な気持ちを抱えたまま迎えた
文化祭、当日。


この気持ちはなんなんだろう。


でも、そんなこときにしてる暇は今はない。


文化祭が成功することだけを考える。




「ねぇ、結乃ちゃん。
無理しちゃダメだよ?」


...え?


「なんか悩んでるみたいだから...」


すぐにこうやって気づいてくれて。
声かけてくれる。


そんな君にどれだけの〝ありがとう〟を伝えても足りない。