奏斗が偽るようになったのは
小学校を卒業したあとだった。


それから、中学に入学した。


中学では、地味男ってだけで奏斗はイジメられてきた。



お母さんのDVに耐えながら必死にあいつは笑ってた。

DVされた痣がたくさん残る中、
同級生の男子たちは俺がいない所で奏斗を殴ってた。