「何?急に」 蒼は今にも倒れそうだけど… 「ちょっと…」 俺は時計と見合わせ、脈をはかり、首もとに手を当てた。 「貧血っぽくね?」 「……え?」 されるがままの蒼は、ふらつく足でなんとか体重を支えているみたい。 「蒼、貧血になってるけどどうした?」 「いやぁ…別に。この頃……寝れなくってさ……」 答えた蒼は苦笑いを浮かべる。