季蛍に粉薬を渡す。


季蛍は錠剤より粉薬の方が飲みやすいらしい。



「嫌」



本当に嫌な顔をして、季蛍は顔を背ける。




無理矢理こっちをむかせ、口を開けるように促す。



ゆっくりと口をあける季蛍。



そこに薬をながしこんだ。