……… 次に目を開けたときは、見慣れた天井だった。 「家?」 ───ガチャ 「…季蛍起きた?」 「あ、蒼………」 点滴をしたから、だいぶ頭が軽くなった。 点滴終わったら、起こしてくれるって言ってたけど…… 「運んでくれたの…?」 「うん。気持ちよさそうに、寝てたから。」 蒼はそう言って微笑んだ。 「そうなんだ………ありがと」