_______2時50分







地球の、小さな小さな場所で、







ひとつの




奇跡が…。









起ころうとしていた。














「蒼っ!あおーっ蒼ーーー!!!」






「季蛍、踏ん張るな」


お兄さんが必死になる中、


季蛍は、ずっと俺の名前を叫んでいる。







「あーーーおおおおおおおーーーい」





「季蛍、頑張れ、もう少しだって」








「蒼っーーーー」