「ごめん、蒼…」 まだ止まらない涙を、拭いながら、 蒼を恐る恐る見る。 「…………本当………… びっくり…した…………」 運転しながら、どこか遠い目をする蒼。 「…ごめんなさい……………………………」 「…………でも、良かった」 蒼は、頭を撫でてくれる。 その温もりに、また涙をこぼす。 「季蛍、あんまり泣くと、涙なくなっちゃうよ?」 蒼が笑いながら、頭を撫でてくれる。 「…なくなんないって…………………」