ニャアアーー



??




猫…?





寝室のドアから顔をのぞかせる猫が。





「あっ」






陽さんが声を上げる。





「まただ」




「…ま、た?」





陽さんは、猫を睨む。





「…うん。

ここ一階だから、近くの野良猫が、ベランダから入ってくるの。

あー、窓あけっぱだった…」




陽さんは、呆れたように息を吐く。





…どうしよう………………





私…………