コンコン




「どうぞ~」







診察室に入り、陽を中に入れる。




背中を押さないと、入らないけど。




陽は、診察も嫌いだし、診察室に入ること自体嫌い。






思わず後ずさりしようとする陽の腕をつかんで、診察室に、入れた。




「蒼、あとはよろしく。」




さっき、陽の状態を言っておいたので、俺は
会議に行くため、診察室をでる。




「陽、頑張れ」







陽の泣きそうな顔をあとに、診察室をでた。