「…陽さん?」
蒼から出た、予想外の言葉に、目を見開く。
「…………何でわかんの?」
「……なんでかな?港がそんな顔してる…。」
「…………俺さ、今日会議なんだよ。
あと15分で始まるやつ。
新患のこととか、いろいろ聞き逃せないやつで。
でも…陽がな…」
「…じゃ、俺、午前の外来始まる前に診るよ。
俺も嫌がるかな?…」
「…ほんとか!?多分…大丈夫だとは思うけど……………」
「…本当はね、季蛍の方がいいんだけどね、季蛍もその会議、でるからな…。
ま、俺でよければ?」
「…本当に助かるよ…。
じゃあ、今診察室つれてく」
「おぅ」
医局を抜け出して、急いで待合室に向かった。


