俺は、そんなのお構いなしに、陽のうしろにいく。
そして、背から、陽の服に手を回し、服の隙間から、聴診器を入れた。
「いやだって言ったじゃん!!!!」
聴診器を入れたとたん、陽が俺の腕をどかそうとする。
けど、俺は、そんなことはさせない。
「いやっ」
陽は、席を立とうとする。
だが、そんなこともさせない。
「黙って…」
そう言うと、陽は、もう諦めたかのように、また椅子に座った。
胸の音をきく。
聴診器を当てる場所を変えるたび、陽が少しビクッとするのが、わかる。
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