「…苦しいし、港、気づかないかもしれないし、吸入ないかもだし、発作おさまらないかもだし、……………………… 怖いことだらけ…………じゃん………………」 陽は、大きく息を吸う。 俺は、リビングの引き出しから、聴診器を取り出す。 「陽。こっち向いて」 陽は、顔だけこっちにむけると、 「いやだ」 といって、体制を元に戻した。 「はーる。 こっち向け」 「絶対に向かない」 陽は前を向く。