「熱はないなあ」



蒼は手を離す。




「なにも食べてないって?」




蒼は顔をのぞき込んで聞いてくる。



「…………」




「高島、頼んだ」




「はい。行くよ季蛍」




高島先生につれられ高島先生の診察室に行った。