「…………」



蒼は、静かに家を出ていった。





「食べたく…ないんだってば…」





1人残されたリビングで、つぶやく。






机の上には、蒼が作ってくれたであろうご飯が並べられている。






蒼…この前倒れたじゃん。



……なんで?なんで自分ばっかり無理するの?





「…バカ」