「だめ。食べろ」



「…だからいらないってば」




蒼につかまれた腕をふりほどく。




「食べないなら仕事行くな」



「…いやだ。行くもん」



髪を結びながら、鏡をみつめる。




「季蛍。朝ご飯食べ…」



「だからいいって言ってる!いらないって!」



……あ






つい怒鳴っちゃった・・・