私には秘密がある。

その秘密は、家族と絡みのある族しか知らない。

そして、私にはもう一人優しい兄がいた

私が男嫌いになったのは、今はもうこの世にいない兄が関わる事件のせい。

あの事件さえなければ……
お兄ちゃんは、今でも私の前で笑っていられたかも知れない。

お兄ちゃんは、私にとって大事な人だった。

私は、あの事件を絶対に忘れない………