「ゴメンねー、いつもー。」




瑠璃を家に届けたら、




瑠璃の姉ちゃんが出てきた。




「まぁ中に入んなぁ!」




リビングに案内され、




ソファに座った。




「亮、どう?瑠璃と。」




「は?」




「だって好きなんでしょ?」




「は?知らねぇし。・・んなの。」




「はぁ~ん・・・。」




「そういう麗姉ちゃんはどうな訳?」




ココは話を逸らすに限る。




「ふん!見ろッ!!」




そう言って俺の前に出された薬指。




そこには輝く指輪があった。