「よいしょっ。」




年寄りくさい声を出しながら




瑠璃の隣に腰掛ける。




「亮、おっさんぽーい。」




そう言って瑠璃はケタケタと笑う。




「うっせッ!!」




確かに俺も年寄りっぽいと思ったけどさ。




放課後の保健室に2人っきり。




しかも瑠璃との距離は7センチ。




かなり近い。




夕陽も射していてかなりいいムード。




「ふあぁー。」




瑠璃ってば大きな欠伸しやがったよ!




ムードぶち壊しじゃねぇーかッ!!