ー夜ー


翔太の次に私が風呂から上がって来ると


翔太がいきなり私を押し倒した。


「いきなり言うけど、いい?」


この体制で言うことか普通。


「う、うん」


とりあえずの返事。何を言われるのだろうか


「あの…その、好きなんだ。一夏が。」


「だから、その…分かるよな…?」


分かる分かる、大分かりだ。


うん、と頷くと


彼は私をそっとベッドへ誘った…