「俺コンビニ行って来るけど一夏何か要る?」


「んー、私アイスが食べないな。それとも一緒に行く?」


「えぇっ!い、いや別にいいよ…っ」


「ん、どうかした?」


「なっ…何でもない。行ってくる…」


「うん。行ってらっしゃーい」


何か動揺してたな、翔太。


どうしたのだろう


空いた窓から入り込んだ風が


私の長い黒髪を揺らした。