今、コイツなんて言った?

仁校長って言ったか?

やっぱりこのお兄さんはこの学校の校長だったんだ

あれ?さっき大輔この校長の事名前で呼んでたよね?

どーゆー関係だ?

校長「大輔!学校では下の名前は呼ぶな」

大輔「癖なんだからしょがねーだろ」

校長「そーかよ。男のお前に名前なんてば
れたくないんだがなー。
どうせ呼ばれるなら遥香ちゃんみたい
な可愛い女の子に呼ばれたいよ。」

……………………!?

今あたしの事を可愛いと言ったか?

そんなこと男の人に言われたことないからなんか照れる…。

校長「ねー?遥香ちゃん?
って顔が赤いよ?平気?」

大輔「え、どれどれー?」

うわっ!大輔の顔が近い………(゚ロ゚;)

あぁーー。今かなり真っ赤だと思うから早く離れてー!

校長「こら!大輔!遥香ちゃんの顔に近づ
きすぎだぞ」

大輔「何ー?羨ましいのw
もっと近づいちゃうもんねーw」

さっきから思ってたけど、大輔ってびっくりするくらい顔が整ってる。
近くで見るとそれが凄く分かる。
綺麗な顔で羨ましいなー。
彼女とかもたくさんいるんだろうな。

って私は何を考えているんだ……。

今日の私何かおかしい。

本当に熱とかあったりして。

大輔「ほんとだ。顔赤い。」

遥香「え!?…嘘?」

校長「でしょー?。
遥香ちゃんどーしたの?」

大輔「ばっ!お前、遥香に触んなよ」

校長「なんでよー?べつにいーだろ?
大輔の彼女じゃないんだから。
ねー?遥香ちゃん( ´ ▽ ` )」

大輔「お前が触るとセクハラっぽいw」


校長「大輔。お前ってやつは…」

遥香「あの!、えと私……。帰ります!!
それでは。さよなら!」

校長室から出て下駄箱に直行した。

下駄箱のところまで行くと美優がいた。

待っててくれたらしい。

美優「ごめんね…。遥香だけに責任追わせち
ゃって。」

遥香「何言ってんの?
喧嘩売ったのも買ったのもあたし。
だから美優は悪くないでしょ?」

美優「でもぉぉぉぉぉ………。゚(゚´Д`゚)゚。」

といいながら泣き出す美優になんて声をかけたらいいか分からなかったから必死に頭を優しくなでてあげた。