先生「あなたたち!ほら早く行きなさい」

言わなきゃ。美優は悪くないって。

遥香「先生!美優は悪くないんです。
悪いのは清水です。」

清水「はぁー?俺かよ?あ、清水じゃなく
て大輔な?」

遥香「当たり前でしょ。
アンタがあたしを馬鹿にしたから今
こうなってんのよ?」

清水「なんだよ。それw
だから大輔な?」

遥香「はいはい……。」

清水「まぁ俺も悪いけどお前も悪い」

遥香「でしょー?って……え?」

清水「つーことで俺と遥香で行きますね。
その代わり美優ちゃん?だっけ。
えーと……」

遥香「つーことでじゃないでしょ!
てか何勝手に決めてんのよ!」

清水「うるせーッ!今俺が話してんだから
邪魔すんな!」

遥香「それならあんただけが行けばいい
じゃない!」

清水「それはやだ。」

遥香「……なんで?」

清水「一人で怒られるのはつまんねーから
に決まってんだろ?」

え、何その当たり前だろ?みたいなドヤ顔は。

なんかこれ以上言ってもムダな気がする。

ε=(・д・`*)ハァ…

遥香「分かった…。私も行くよ。」

あれ?そういえば行くってどこに?
大輔も同じ事考えたっぽい。
2人して担任を見つめる。

愛情表現じゃないからなw

担任が察したようで口を開いた。

担任「職員室よ。」

何だその冷たい笑は。ある意味怖いから。

そして私達は笑うしかなかった。