ん?でも、今思えばなんで俺の思ったことが分かるんだろ? 「梓〜、なんかFAX来たよ〜」 「え、あ、それお母さんから」 「え、梓のお母さんから?って事はさ」 「うん、そろそろやるよ?」 「っしゃぁ‼楽しみだな〜」 ルンルン気分で部屋へ戻る真穂 (その気分を分けてもらいたいな) って思ったのは内緒のことである。 「ん?」 ふと、送られてきたFAXのある一部分に視線を向けた。 「・・・!これって」 そのには、驚くべきことが書かれてあった。 「なに?どうしたの、梓」 「これ、見てみて」