真穂に言われ耳をすませてみた


「ーーー!」
「ーーー」




遠く、いや近くからか話し声というか争いごとというかそんな感じの話し声が聞こえて来た




「確かに」
「いってみない?」




「はぁ?何でだよ。嫌だね、面倒くさい」




「まぁまぁ、そんなのと言わずに、ね?」




「お、おい!」




真穂に引っ張られるがままとある裏地にやってきた




「ーーせ!」
「ーーーだっ!」




近くにつれ話し声がはっきりと聞こえるようになる。