「むにゅ・・・ぅぁ」 「きゃっきゃっ」 「うぅ〜」 奏は私の腕の中で楓は悠太の腕の中、龍斗はお母さんの腕の中に、それぞれいて嬉しそうに笑っている。 若干、龍斗が泣きそうな顔をしてるけど…まぁ、なんとかなるよね。 「梓・・・」 「ん?」 「ありがとう、嬉しいよ。大切な宝物が増えて・・・」 「でも、守るものも増えちゃったよ?」 「平気だよ。梓が僕の力の源になるんだから」