「うん。ちゃんと、育てないとね」 「あぁ」 梓の腕の中にいる赤子を愛おしそうに見つめる悠太。 「この子達の名前どうしようかな?」 「そうだな」 二人で、三つ子ちゃんの名前を考えていると 「男の子が楓(かえで)と龍斗(りゅうと)」 「そんで、女の子の方は奏(かなで)でどうかな?」 「「!」」 驚いて後ろを振り向くと 「お、お母さん!お父さん!それに真穂、蘭まで」 「あたしらはおまけか!」 「ははっ」