「暖かい・・・」





「うん」





梓の暖かな体温に睡魔が襲い、あたしは梓の腕の中で寝てしまった。





「おやすみ、真穂。いい夢見てね?」





梓のそんな言葉を最後に…




離すまいとしっかりと梓の服を握りしめながら…





蘭に起こされるまで、寝ていた。





“おかえり、梓”






~真穂side 終~