桜が舞い散る頃に・・・ (完結)


「その後、警察の方が来て梓を見たときはとても驚いたそうよ」



「驚いた?」




「えぇ・・・梓は全身に返り血を浴びて赤かったそうよ。目も光がなくて、まるで鬼みたいだったって当時の警官が言ってたわ」




悲鳴を聞いた通りかかった人が警察に通報し、現場に着いたときには不良共は既に息絶え、梓はそれでもなお殴り続けたらしい。




警官がなんとか抑えた後、フラッと立ち上がり何処にいくのかとおもえば、近くで倒れていた少女、眞梨さんに近寄り抱き上げ大声で泣いたそうだ。




『ごめんね、守れなくて・・・本当にごめんね・・・痛かったよね、辛かったよね』と…