ーーーーーーーーー ーーーーーー ーーー 「此処でなら、話しを聞かれることはありませんよ?」 「そうね」 私達は昼食後、店を出て人があまりいない所へと足を進めた 「で、由紀子さんはなんで此処に来たんですか?」 「決まってるでしょ?財産が欲しいからに決まってるじゃない」 「あ、貴女は!」 「なんだって言うのよ」 「・・・っ」 こうだろうと思ってたけど 「無理な話ですね」 「な、なんでよ!」