「そうだったらいいな」 ポロポロと涙を流す 「ありがとう・・・ありがとう棗。棗のおかげで、悠太に会うことが出来たし真穂っいう友達も出来た」 うん、そうだね。 僕も、あの二人が僕を産んでくれなかったら、こうして梓と一緒にいることはなかっただろうし、幸せと感じることは無かったかもしれない (そのことについては、礼をいうよ) 「悠太」 「ん?」 「いつか、棗の墓参りに行こ?棗が救ってくれたから悠太会えたんだよ?ありがとうっていいに行きたいんだ」 そんなの、どこに断る理由があるんだ?