………
……
…
で、その後。
ユキ姉に促されるままお風呂場へと行き、緊張したまま入浴。
着替えはユキ姉が貸してくれることになったんだけど、下着はまぁ、ギリギリ入った。
でも服はどう見ても無理……。
結局YUKIの服を借りて、楽しそうに笑い合ってるみんなの元に帰還。
その少しあとにYUKIのお父さんとお母さんが帰ってきたから、慌てて挨拶をする。
で、YUKIの口から泊まることになったと伝えられた。
……私を見るお父さんとお母さんは『娘が増えたみたい』と、とても優しく笑っていた。
お父さんとフジヤマはお酒を飲んで上機嫌で、私とユキ姉、そしてお母さんはクリスマスケーキを食べながら笑い合う。
YUKIは冷蔵庫で冷やしていたらしい缶コーヒーを飲みながら、それぞれの会話に耳を傾けているようだった。
宴会は９時半頃まで続いたけれど、お父さんは明日も仕事があるということで、先に部屋を出ていった。
あらかた片付け終わったお母さんも、先に床に就くようだ。
残されたのは、ソファーの上で眠たそうな顔をしているユキ姉、お酒をチビチビ飲むフジヤマ。 そして、ゴミをまとめる私とYUKI。
